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zoom RSS 初心に帰って討論すべき---WSF2007ナイロビ通信(1月25日)

<<   作成日時 : 2007/01/26 09:04   >>

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秋本 陽子(ATTAC Japan首都圏)

秋本@ドバイです。

途中のドバイで無線を受信しましたので、送っています。

WSFの商業主義に対する批判の続きです。

WSFの最終日、WSF会場内にあった最も高いフードストール(ナイロビの5つ星で、かつ元大臣が経営している高級ホテルが出した店)が、食べ物を求める貧しい子供たちに襲撃されるという事態が発生しました。ナイロビの新聞DAILY NATIONには、掲記のタイトルで、食料にゲットして食べるたくさんの子供の姿が掲載されていました。

昨日午前中は、CADTM(第三世界債務帳消し委員会)の会議があり、ATTACジャパンからも参加要請があり、債務と貧困を考えるジュビリー九州の大倉さんとともに参加しました。

 ここでも、WSFの商業主義について批判が続出しました。キベラ・スラムで活動をしているPeople's Parliamentの人たちも数名がこの会議に参加して、WSFナイロビ・プロセスの不透明性、不公正について批判をしていました。

 また昨年、パキスタン・カラチで、WSFカラチ・フォーラムを開催したパキスタン組織委員会のファルークさんからは、会場内では食べ物がとても高いので、自分たちで食事を作り、10シリングぐらいで食事を出したら、あっという間になくなった、という報告がありました。また彼は、WSFナイロビはカラチ・フォーラムと全く違う。商業主義への傾向はバマコ・フォーラムから存在し、ナイロビはそれを受け継いだものだ、と述べていました。

 WSFナイロビは、新自由主義に対する挑戦という主張を捨てて、商業主義を突っ走ったナイロビ組織委員会に乗っ取られた形になったようです。またナイロビ組織委員会は、社会運動団体総会に対して終始、冷ややかな態度を取り、会議や総会の開催に対して、場所の提供をしぶるという事態も発生しました。

 最終日に、今回のWSFでテーマになった21の課題に関する総括的なセミナーがありましたが、ここへの参加者は総勢約1300人ですが、午後4時から開催した社会運動団体総会では、2000名ぐらいが集まりました。

 ナイロビ組織委員会は主としてNGOで運営され、社会運動団体がコミットできなかったと言われています。

 ナイロビからドバイの飛行機の中で、WTOの行動でよく会うインドの活動家に会い、いきなり「WSFをどう思うか」と質問されました。こんな質問を受けるなんて・・。でも私と彼の結論は、「それでも、WSFプロセス、WSF本来が持つコンセプトは終わっていない。我々は初心に還って、もっともっと討論をすべきである」というものでした。People's Parliamentの活動家は、High cost is low perticipationと指摘していましたが、商業主義に突っ走ると、何でもあり、逮捕だってあり得てしまう、ということです。

 今回ATTACジャパンは独自の企画は持ちませんでしたが、参加者それぞれが関心のあるテーマに参加し、昨日報告したように、WSF会場入り口のピケに参加したり、アジアの運動団体のデモに参加したり、たっぷりと行動できたように思います。

 最初のWSFナイロビ報告で、今回のWSFの意義について書きましたが、その意義を追求したセミナーは、社会運動団体が企画したもの以外のところでは、見られなかったように思います。

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